【ICT】とは?意味・使い方・例文をわかりやすく解説
ICTとは、情報(Information)と通信(Communication)を支える技術全般を指す言葉で、ITよりも通信面を含めた広い概念です。
【ICT】の意味
- 英語表記:Information and Communication Technology
- 語源・由来:Information Technology(IT)にCommunication(通信)を明示的に加えた造語で、1990年代以降に国際機関や教育分野で広まりました。
- 詳しい説明:ICTはコンピュータやネットワーク、通信回線、ソフトウェア、クラウドサービス、モバイル端末など、情報の生成・伝達・利活用を可能にする技術全体を指します。社会インフラや教育、医療、行政などで情報と通信を統合的に活用する文脈で使われることが多く、単なるシステム構築だけでなく、利活用や政策の観点も含む点が特徴です。
ビジネスでの使い方
- 使用される場面:会議、プレゼン、社内提案、公共政策の議論などで使われます。
- 具体的なシチュエーション:教育現場での遠隔授業導入、自治体のオンライン窓口整備、企業のリモートワーク基盤整備など、情報と通信を組み合わせて業務を革新する場面で用います。
- 業界差:通信業界ではネットワーク技術寄り、教育や行政では利活用や運用ポリシーの議論が中心になります。
例文
例文①:会議での使用 「今回の予算はICT基盤の強化に充て、リモート会議とオンライン研修を統合します」 → 解説:設備(ネットワーク・端末)と運用(研修)を含めた投資であることを示す表現です。
例文②:メールでの使用 「ICT導入の提案書を添付しました。コスト試算と運用体制もご確認ください」 → 解説:単なるソフト導入ではなく、通信環境や運用面も含めた提案であることを明確に伝えます。
例文③:会話での使用 「学校のICT化でタブレット配布とクラウド学習環境を整備したいね」 → 解説:端末(タブレット)とサービス(クラウド)を合わせて扱っている点がICTの特徴を表しています。
類義語・関連語との違い
| 用語 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| ICT | 情報と通信を統合した技術・利活用全体 | 教育、行政、自治体政策、社会インフラの議論 |
| IT | 情報技術(ソフトウェア・システム開発中心) | システム開発、業務システム導入 |
| DX | デジタルトランスフォーメーション。業務やビジネスモデルの変革 | 企業戦略、業務プロセスの抜本的改革 |
使い分けのポイント:ICTは“技術と通信の包括”を指し、ITは技術要素中心、DXは業務や価値の変革を目的とする点で区別します。
注意点・よくある間違い
- ✕(誤用例):「ICT=ただのIT(ソフトだけ)」
- ○(正しい例):「ICT=ネットワークや通信、利活用を含む広い概念」
- 間違いやすい理由:ITとICTは重なる領域が多く、日常的に混同されやすいため、通信や利活用の側面を意識して使い分ける必要があります。
よくある質問
Q1:ICTを英語で言うと? A1:「Information and Communication Technology」です。情報と通信の技術全般を指します。
Q2:ICTとITの違いは? A2:ITは情報技術そのもの(ソフトやシステム)を指すことが多く、ICTは通信や利活用を含むより広い概念です。
Q3:ICTはどんな業界・職種で使われる? A3:教育、行政、医療、通信、製造、サービス業など幅広く、特に公共政策や教育現場で用語として頻出します。
まとめ
- ICTはInformation and Communication Technologyの略で、情報と通信を統合した技術・利活用の総称です。
- ITよりも通信と利活用の面を強調する点が特徴です。
- 教育、行政、企業のリモート基盤など幅広い場面で使われます。
- 用語を使う際は「通信や運用面を含むか」を意識して使い分けましょう。
ぜひビジネスシーンでICTという言葉を正しく使ってみてください。